三國志麻雀

孤立
中張 前 危険 アグレ 裏 発展 インス
老頭 後 安全 セーフ 表 衰退 セオリ
面子
順子 上 愚鈍 フレキ 央 広量 バラン
対子 下 鋭敏 タフネ 端 狭量 エクス
全体
統制 左 低速 スタミ 順 高点 エネル
自由 右 高速 スピー 逆 低点 テクニ

発展とは(吸収しやすさ)タンヤオ、イッツー
安全とは(放銃しにくさ)チャンタ
広量とは(自摸りやすさ)メンピン、チートイ
鋭敏とは(副露しやすさ)トイトイ
高点とは(ドラ・打点役・初牌・同筋・同色)イッショク、サンショク
高速とは(鳴役・ダマ役・現物・別筋・別色)ヤクハイ

配牌をとったら、ブロック数を見る。「2度受けのない5ブロック」ができるまでは19字牌から切る。
重視するものによって19字牌の切る順番が決まる。
役牌→老頭牌→客風牌 高点(面前)重視守備型(守備なのに攻撃手段を重視するのはおかしい)
老頭牌→役牌→客風牌 守備重視高点(面前)型(同等の場合は安全度を重視する)
老頭牌→客風牌→役牌 守備重視高速(副露)型(同等の場合は安全度を重視する)
役牌→客風牌→老頭牌 高点(面前)重視攻撃型(同等の場合は発展度を重視する)
客風牌→役牌→老頭牌 攻撃重視高速(副露)型(攻撃なのに攻撃手段を重視しないのはおかしい)
客風牌→老頭牌→役牌 高速(副露)重視攻撃型(同等の場合は発展度を重視する)

5ブロックできたら、打点を見て鳴役を見て、副露判断をする。面前ならフォロー牌の優先順位を下げる。
重視するものによって切る順番が決まる。
守備重視高点(面前)型 フォロー456牌→孤立456牌→フォロー37牌→孤立37牌→フォロー28牌→孤立28牌→フォロー19牌→孤立19牌→役牌→客風牌
守備重視高速(副露)型 孤立456牌→フォロー456牌→孤立37牌→フォロー37牌→孤立28牌→フォロー28牌→孤立19牌→フォロー19牌→客風牌→役牌
高点(面前)重視攻撃型 客風牌→役牌→フォロー19牌→孤立19牌→フォロー28牌→孤立28牌→フォロー37牌→フォロー456牌→孤立37牌→孤立456牌
高速(副露)重視攻撃型 客風牌→役牌→孤立19牌→孤立28牌→孤立37牌→孤立456牌→フォロー28牌→フォロー19牌→フォロー37牌→フォロー456牌

複合形のフォロー牌どちらか切る時は、副露可否を見て対子数を見る。
広量(塔子・内寄せ)と鋭敏(対子・外寄せ)か決める。
守備重視高点(面前)型 裏目引きの時にそのまま切るのは危険な受けを残す。
守備重視高速(副露)型 将来ベタオリする時に、より安全度の高い牌を残す。
高点(面前)重視攻撃型 4対子時、対子以外が愚形なら対子に、好形なら塔子にする。
高速(副露)重視攻撃型 両面以外は対子にする。対々和がある場合は両面も対子にする。

判断の基準でタイプが決まる。
守備重視高点(面前)型(放銃回避4 被自摸回避1 打点4 和了頻度1)盾
守備重視高速(副露)型(放銃回避3 被自摸回避2 打点2 和了頻度3)弓
高速(副露)重視攻撃型(放銃回避1 被自摸回避4 打点1 和了頻度4)槍
高点(面前)重視攻撃型(放銃回避2 被自摸回避3 打点3 和了頻度2)馬 

副露型と対戦する時は盾
攻撃型と対戦する時は弓
面前型と対戦する時は槍
守備型と対戦する時は馬

序盤(不要牌処理)

※平和or七対
〈オタ→役牌→91〉
立直ドラドラ
立直平和ドラ
立直一盃ドラ
立直平和一盃
立直七対
立直三色
立直一通
三色ドラドラ
一通ドラドラ

※喰いタンor役牌対子
〈オタ→91→役牌〉
立直断么ドラ
立直断么平和
立直断么一盃
断么ドラドラ
断么三色ドラ
〈オタ→91→82〉
立直役牌ドラ
立直役牌役牌
立直役牌一盃
役牌ドラドラ
役牌役牌ドラ
役牌役牌役牌
役牌三色ドラ
役牌一通ドラ

※5対子or4対子と暗刻or混一
〈91→オタ→役牌〉
対々断么
〈91→82→オタ〉
対々役牌(もしくは赤ドラ)
混一役牌
混一一通
〈9182→73645→オタ〉
混一ドラ

※全帯or国士
〈645→オタ→827391〉
立直全帯
全帯ドラドラ
全帯役牌ドラ
全帯役牌役牌
全帯役牌三色
全帯三色ドラ
〈645→827391→オタ〉
混一全帯

(改)序盤・中盤・終盤

<序盤>不要牌処理(未終盤で、且つ非委牌)
自分が自分をどう見るか

フレキシブル型(サンショク・タンヤオ)

バランス型(端牌軽視)

第一打は下風・対風・上風牌

次に9・1・8・2牌

フレキシブル型(サンショク・タンヤオ)

エクストリーム型(役牌軽視)

第一打は場風牌・中・發・白・自風

次に下風・対風・上風牌

バランス型(端牌軽視)

タフネス型(ホンイツ・チャンタ)

第一打は9・1・8・2牌

次に下風・対風・上風牌

エクストリーム型(中牌軽視)

タフネス型(ホンイツ・チャンタ)

第一打は5・6・4・7・3牌

次に8・2・9・1牌

<中盤>有効牌選択(未終盤で、且つ委牌)
相手が自分をどう見るか

エネルギー型(打点重視)

スタミナ型(非巧牌)

打点・役属牌重視

エネルギー型(打点重視)

スピード型(巧牌)

打点・安全牌重視

スタミナ型(非巧牌)

テクニック型(和了重視)

効率・役属牌重視

スピード型(巧牌)

テクニック型(和了重視)

効率・安全牌重視

<終盤>対応法決断(自分一向聴or敵聴牌濃厚or敵高打点確定or局消化場面)
自分が相手をどう見るか

アグレッシブ型(敵は高打点)

セオリー型(自分が不十分)

アピール(カット)ホールド(絞り)

アグレッシブ型(敵は高打点)

インスピレーション型(自分が十分)

ステルス(ダマ)・ホールド(オリ)

セオリー型(自分が不十分)

セーフティー型(敵は低打点濃厚)

ステルス(初牌)・アシスト(トス)

インスピレーション型(自分が十分)

セーフティー型(敵は低打点濃厚)

アピール(立直)・アシスト(勝負)

序盤・中盤・終盤

<序盤>

テクニック有(巧牌ツモ無和了可能性有)

スタミナ有(非委牌)

役属牌を大事に

テクニック有(巧牌ツモ無和了可能性有)

スピード有(委牌5ブロック充足)

安全牌を大事に

スタミナ有(非委牌)

エネルギー有(非巧牌)

効率牌を大事に

スピード有(委牌5ブロック充足)

エネルギー有(非巧牌)

打点牌を大事に

<中盤>

フレキシブル状態(副露・ダマ)

エクストリーム状態(ペンチャン・トイツ多)

混一色・トイトイ・チャンタ狙い

フレキシブル状態(副露・ダマ)

バランス状態(リャンメン・カンチャン多)

役牌タンヤオ・三色・一通狙い

エクストリーム状態(面前・立直)

タフネス状態(ペンチャン・トイツ多)

七対子・三暗刻・国士無双狙い

バランス状態(面前・立直)

タフネス状態(リャンメン・カンチャン多)

立直・ピンフ・一盃口狙い

<終盤>

アグレッシブ条件(プッシュ・ローリング)

インスピレーション条件(時間・人間)

スリムプッシュ

アグレッシブ条件(プッシュ・ローリング)

セオリー条件(空間・世間)

ワイドプッシュ

インスピレーション条件(時間・人間)

セーフティー条件(ベタオリ・トリック)

アシストオリ

セオリー条件(空間・世間)

セーフティー条件(ベタオリ・トリック)

ホールドオリ

手役と戦略戦術の分類

南場or誰かが箱割れ寸前

専守防衛のBLor打点不足

ドラ・打点重視

南場or誰かが箱割れ寸前

専守防衛のEXor打点充足

手役・和了重視

東場or4人沈み

巧牌が2ハン&バランス

ドラ・打点重視

東場or4人沈み

巧牌が3ハンorエクストリーム

手役・和了重視

上はインスピレーション基準。下はセオリー基準。

左はエネルギー戦略。右はテクニック戦略。

混一色

トイトイ

チャンタ

タンヤオ・役牌

三色同順

一気通貫

七対子

三暗刻

国士無双

立直

平和

一盃口

左はエクストリーム役。右はバランス役。

上はフレキシブル役。下はタフネス役。

スリムプッシュ(追込)

待伏ターツでロン狙い

ワイドプッシュ(先制)

好形ターツでツモ狙い

鳴かせオリ(スタミナ奪う)

安全牌確保で先切り狙い

絞りオリ(スピード奪う)

効率牌確保で吸収狙い

左はスタミナ戦術。右はスピード戦術。

上はアグレッシブ戦術。下はセーフティ戦術。

セオリー

世間の知で空間に対処

インスピレーション

人間の心で時間に対処

エネルギー

ドラ・打点

テクニック

手役・和了(巧牌)

バランス

タンヤオ・三色・平和

エクストリーム

チャンタ・混一色・トイトイ

フレキシブル

副露・ダマ

タフネス

面前・立直

スタミナ

安全牌・追込(待伏)

スピード

効率牌・先制(好形)

セーフティー

ベタオリ・トリック

アグレッシブ

プッシュ・ローリング

4種類の手順

点棒局状況でスピードかスタミナかを決める。
これを戦略と呼ぶ。

配牌でフレキシブルかタフネスかを決める。
これを作戦と呼ぶ。

以下を戦術と呼ぶ。

フレキシブル(吸収牌)スピード(速度)手順
できやすい役:タンヤオ・ヤクハイ
切り順:客風→1928→役牌→37465
中盤のポイント:バランス(牌効率)とテクニック(副露)
終盤のポイント:アグレッシブ(プッシュ)とセオリー(プレス)

スピード(速度)タフネス(安全牌)手順
できやすい役:ヤクハイ・ホンイツ
切り順:1928→37465→客風→役牌
中盤のポイント:テクニック(副露)とエクストリーム(待伏)
終盤のポイント:セオリー(プレス)とセーフティー(ベタオリ)

タフネス(安全牌)スタミナ(打点)手順
できやすい役:チートイ・ホンイツ
切り順:56473→役牌→8291→客風 ※赤5は重視
中盤のポイント:エクストリーム(待伏)とエネルギー(面前)
終盤のポイント:セーフティー(ベタオリ)とインスピレーション(読み)

スタミナ(打点)フレキシブル(吸収牌)手順
できやすい役:メンピン・チートイ
切り順:役牌→客風→56473→8291 ※端雀頭を重視
中盤のポイント:エネルギー(面前)とバランス(牌効率)
終盤のポイント:インスピレーション(読み)とアグレッシブ(プッシュ)

麻雀戦略戦術

<局戦略>

東南戦の東場 スピード速(向聴数)配牌 スピード(和了)重視
東南戦の東場 スピード遅(向聴数)配牌 スタミナ(打点)重視
東風戦/南場 スタミナ高(2着以上)状況 スピード(和了)重視
東風戦/南場 スタミナ低(3着以下)状況 スタミナ(打点)重視

<序盤戦術>

第一打(最も不要な牌)は? スタミナ重視 スピード重視
フレキシブル(中張牌)重視 場風三元牌 客風牌
タフネス(么九牌)重視 6473牌 1928牌

<中盤戦術>

目標とする役は? エネルギー(面前)重視 テクニック(副露)重視
バランス重視 立直・(平和・三色) タンヤオ・役牌
エクストリーム重視 七対子・国士無双 混一色・対々和

<終盤戦術>

目指す局結果は? インスピレーション重視(読み) セオリー重視(自己都合)
アグレッシブ重視 放銃(トス・絞・カット・テロ) 和了(プッシュ)
セーフティ重視 被ツモ(ベタオリ・スライド) 流局(ブラフ)

麻雀64通りの状況

<守備面>
エネルギーからテクニックへ
まず打点や連荘援助を重視し、次に最速和了やアシストを重視する。

アグレッシブからセーフティーへ
まず攻撃余剰牌を重視し、次に安全牌を重視する。

フレキシブルからタフネスへ
まず回し打ちを重視し、次にベタオリを重視する。

<攻撃面>
セオリーからインスピレーションへ
まずブロック数を重視し、次にドラや手役を重視する。

スタミナからスピードへ
まず副露可能な手役を重視し、次に向聴数減らしを重視する。

バランスからエクストリームへ
まず有効自摸枚数を重視し、次に使いにくさ・出やすさを重視する。

雀風8種類

柔軟 追込 攻撃 型 柔軟 先行 攻撃 型
堅硬 追込 攻撃 型 堅硬 先行 攻撃 型
柔軟 追込 守備 型 柔軟 先行 守備 型
堅硬 追込 守備 型 堅硬 先行 守備 型

<解説>
ターツ・ツモが多ければ柔軟型
トイツ・副露が多ければ堅硬型
面前時間が長ければ追込型
面前時間が短ければ先行型
立直・プッシュが多けれ攻撃型
ダマ・オリが多ければ守備型

さらに以下基準を加えれば64種の雀風となる
吸収速度威嚇型 鳴き手役の関連牌を残し最速聴牌を目指す。二次選択基準や保有余剰牌は初牌や危険牌を優先する。
吸収打点威嚇型 ドラ等の打点関連牌を残し高打点聴牌を目指す。二次選択基準や保有余剰牌は初牌や危険牌を優先する。
放射速度威嚇型 鳴き手役の関連牌を残し最速聴牌を目指す。二次選択基準や保有余剰牌は現物や安全牌を優先する。
放射打点威嚇型 ドラ等の打点関連牌を残し高打点聴牌を目指す。二次選択基準や余剰牌は現物や安全牌を優先する。
吸収速度妨害型 初牌や危険牌を絞り速度の妨害を目指す。二次選択基準や保有余剰牌は鳴き手役の関連牌を優先する。
吸収打点妨害型 初牌や危険牌を絞り速度の妨害を目指す。二次選択基準や保有余剰牌はドラ等の打点関連牌を優先する。
放射速度妨害型 現物や老頭牌オタ風を残し打点の妨害を目指す。二次選択基準や保有余剰牌は鳴き手役の関連牌を優先する。
放射打点妨害型 現物や老頭牌オタ風を残し打点の妨害を目指す。二次選択基準や保有余剰牌はドラ等の打点関連牌を優先する。

例:堅硬吸収・先行打点・守備妨害型とは
コーツ・ロン、副露、ダマ・オリが多い。
第一に初牌や危険牌を、第二に鳴き手役の関連牌を残す。
相手に鳴かせず自分は不要牌を待ち伏せする。
副露は多いが打点も高い。
明確なチャンス以外はオリや妨害に徹する。