「健康に太平のため生きる」のが正しい生き方であることは既に述べた。
「健康に生きる」が「時間」への働きかけだとすれば、
「太平のため生きる」は「空間」への働きかけである。
健康であればある程、余命(つまり時間)が長くなる可能性は高く、
太平のために尽くせば、世の中(つまり空間)が良くなる可能性が高いからだ。
世の中(地球)はとてつもなく大きいし、宇宙もとてつもなく広い。
また、宇宙誕生から137億年、地球誕生から46億年と言われるように、時間はとてつもなく長い。
「ちっぽけな人間一人が、そんな途方もなく巨大で悠久な宇宙や地球に貢献する事が果たしてどれだけの意味があるのだろう」と思ってしまう。
限りなく「無意味」に近いぐらいの「意味」しかないと思ってしまう。
だがしかし、
インターネットというインフラが利用できるようになった事で、「ちっぽけな人間一人」が「巨大な世界」と十分にコミュニケーション出来るようになってきている。
ではどのようなインフラが利用できるようになれば、「ちっぽけな人間一人」が「巨大な宇宙」と十分にコミュニケ―ションができるようになるのか?
その新たなインフラとは、「潜在意識」もしくは「無意識の領域」であると私は考えている。(「全ては繋がっている?」を参照。)
人が「インターネット(地球全体をつなぐインフラ)」に繋がり活用する為には、「PCなどの端末」と「プロバイダ契約」が必要である。
同様に、人が「潜在意識(宇宙全体をつなぐインフラ)」に繋がり活用する為には、「健康な肉体」と「正しい瞑想修行」が必要である、と私は考えている。
健康な肉体が、「ハイスペックな端末」みたいなもので、
正しい瞑想修行が、「お得で高性能なプロバイダとの契約」みたいなものである。
この仮説が正しければ、よりよく生きる為に習得すべき4つの技術は以下の通りとなる。
1ヘルシーライフ技術(バイタリティや生活インフラなど、「肉体」「モノ」の確保と活用)
2コラボレーション技術(アイデンティティやコミュニティなど、「情緒」「ヒト」の確保と活用)
3プレゼンテーション技術(イデオロギーやITインフラなど、「意志」「カネ」の確保と活用)
4メディテーション技術(クライテリアや潜在意識など、「知能」「情報」の確保と活用)