人間の指示が無いのに、ロボットが自律的に率先して行動したら困る。
ロボットは、人間の指示を待つ存在でなければならない。
人間に対処させるべき時に、ロボットが感謝や自責を感じ黙秘すると困る。
ロボットは、人間に正確にダメだしが出来なければならない。
有能なロボットとは、「指示待ちダメだしロボット」の事を言う。
ロボットはそれでいいのだ。
将来、人間の職がロボットにどんどん奪われていく。
人間は、ロボットには出来ない事で頑張っていくしかない。
ロボットが得意な事はロボットが、人間が得意な事は人間がやればよい。
だから、「指示待ち」「やらされ」「ダメだし」「不平不満」といったロボットが得意な事はロボットに任せよう。
人間は、「自律」「率先力」「感謝」「自責」といった、ロボットが苦手な事を頑張ろう。
有能な人間とは「自律型感謝人間」や「率先型自責人間」の事を言う。
全ての人間はこれを目指すべきだ。
だから人は、他人から依頼されなくとも、自ら没頭できる好きな事をやるべきだ。
そうすれば「自律」と「率先力」は自然に生じる。
好きな事なら、向上の為に自分で律するし、率先してやりたくなるからだ。
また人は、自ら相応の代償を先に差し出した上で、他人に依頼をするべきだ。
そうすれば「感謝」と「自責」は自然に生じる。
代償未払いなのに向上したら周囲のお陰。向上しなくても自分の責任だ。
(代償とはお金、時間、労力、エネルギー、言葉、気遣い等。)
極力「本当に好きな事」だけを自ら頑張り、依頼事は「代償の先払い」をする。
これが、今後、人間に求められることだ。