死の直後の感覚を空想

生きているうちは、ある意味、己の肉体に束縛されていると言える。
生きている間は、色・声・香・味・触といった5つの感覚を強制的に感じさせられてたのだから、死の直後は肉体や五感から解放されたような感覚があるのではないか。

代わりに、今まで五感に邪魔をされて見えていなかった「真理」がみえたりして。(「全ては繋がっている?」でも述べたような)

「あ~…そうだったんだ~…」みたいな絶句する感覚。
「あ~…すべて一つだったんだ~…」
「ほとんど勘違いだったんだ~…」
「じゃあ、あれ、良かれと思ってやっていたけど、間違ってたんだ~…」
みたいな、壮大なドッキリの種明かしをされて一瞬で180度見方が変わって、全ての謎が一気に解ける感じ。
「天動説信者が地動説に気づいた瞬間の驚き」の何倍も大きな驚き。

自殺しちゃった人は、
「え!?こういう仕組みだったの?ちょ!タンマ!だったら自殺しないし!ちょちょちょ!頼む!戻らせて!!戻らせて!!!あーーーーーー!!!!」
みたいな。

争ってばかりの人生だった人は、
「戦って倒してきた相手は、実は自分の一部で、ただの自傷行為だった…」
「ずっと自分の右手で自分の左手を殴っていた事に今気づいた…」
みたいな。

なんとなく世の為、人の為やってきた人は、
「え!?ああでも、ある意味これで正しかったんだー!危ねー!結果オーライ」
みたいな。

悟りを開いた人も、そんな強烈な体験をするのだろうか。

投稿者: SYEN

思想家。thinker。 固定観念の破壊、パラダイム転換。常識を徹底的に懐疑。

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