「資本主義社会(経済)と社会主義社会(経済)のどちらかが正しいか?」この問いに対しては、一概には何とも言えないのではないか。
資本主義、社会主義という言葉の定義、解釈にもよるし、それぞれメリットデメリットがあるだろうから。
ただ、「世の中をたくさん幸せにした者ほどたくさん幸せになれる世の中」が絶対的に正しく健全な仕組みだとは思う。
また同時に、「人様を幸せにするにはまず自分が幸せを知らなくてはならない」これも真理だと思う。
双方とも目指す理想像は同じだとして、
「ルールを守り人様に迷惑をかけない範囲で、自分の利益を追求する事が、世の中全体の幸せに繋がる」
という考え方の人を「資本主義者」と呼び、
「自分を犠牲にせず無理をし過ぎない範囲で、他人の幸せに貢献する事が、自分自身の利益にも繋がる」
という考え方の人を「社会主義者」と呼ぶ、というのはどうだろうか。
「自分の利益追求」という目的意識を持ち、その目的達成のための「他人の幸せに貢献」という方法論に基づいて行動する事。
目的・目標志向 リーダーシップが得意 → 資本主義者
方法・手段志向 マネジメントが得意 → 社会主義者