方向や地点の名前を以下のように定義する。
<定義>
地:地球の中心の方向。地上や空中にいる場合の地面の方向。
天:地面とは反対の空の方向。
極:北半球であれば北、南半球であれば南、近い極地の方向。
中:極地とは反対の赤道の方向。
発:北半球であれば極地を正面にして右、南半球であれば極地を正面にして左。
消:北半球であれば極地を正面にして左、南半球であれば極地を正面にして右。
央:上記6方向の基準となる任意の中心地点。座標0,0,0地点。「方向」ではない。
天⇔地、極⇔中、発⇔消、とし、
地球内の3次元空間全地点は、以上の1点6方向で完全に定義出来る。
以下は、4次元以上の空間に関する仮説を立てる為に使用する定義。
周:上記「央」から見た、全方向の観測限界地点。「方向」ではない。
表:観測可能な範囲。「周」の内側且つ「央」の外側。
裏:観測不可能な範囲。「周」の外側且つ「央」の内側。
内:「央」の内側。観測不可能なミクロ領域。
外:「周」の外側。観測不可能なマクロ領域。
<仮説>
0次元「点」と思ったら、向こうも「点」が見えた。1次元「曲線」の端だった。
1次元「直線」と思ったら、進むと元の位置に戻った。2次元「円」のフチだった。
2次元「平面」と思ったら、どの方向に進んでも元の位置に戻った。3次元「球」の表面だった。
同様に、3次元「空間」と思っているが、
出発点から遠ざかり続けると元の位置に戻る可能性が無いとは言い切れない。
我々が認識している空間は、4次元以上「超空間」の上澄み部分に過ぎない。
各「央」と各「周」は「裏」で繋がっている。
宇宙「外」に出ると同時に、宇宙のどこかの粒子(1つか複数かは分からないが)「内」から出てくる。
どこまでもミクロの世界が見える「神の顕微鏡」があるとすると、
粒子の「内」に「宇宙全体」を俯瞰したかのような超マクロな光景を観られる。
また、宇宙膨張速度を超え宇宙「外」に飛び出した「神のロケット」があったなら
そこには、遠くの「他の粒子」だけが微かに感じられるような、超ミクロな光景が広がっている。
「神の顕微鏡」の倍率をさらに拡大する事で「神のロケット」をも観測出来るし、
「神のロケット」が旅の果てに着陸した所が「神の顕微鏡」を構成している「一粒子」だったという事も有り得る。